スローモーション[AE, Ppr]
- yukitakagi99
- 2017年10月16日
- 読了時間: 2分
スローにする方法を一つではありませんので、紹介するのは1例です。また、目指す仕上がりによっては、撮影段階でかなり気を使わなければならない場合もあります。ここでは、効率的にある程度の仕上がりを実現できる方法をアフターエフェクトとプレミアプロの両方で説明します。また、どちらの場合も、スローモーションにする場合は60fps前後(またはそれ以上)であることが望ましいです。
After Effect - Timewarp -
エフェクトのTimewarpを使ってスローモーションにする方法を紹介します。使い方自体はとても簡単で、エフェクトをいつものように適用するだけです。
手順1: 使用するフッテージを読み込んで、選択して右クリック→Interpret Footage→Main。フッテージのフレームレートやタイムコードを変えられます。ここで、下のようにフレームレートを下のように変更します。

手順2: フレームレートを変更したフッテージからコンポジションを作成してください。再生してみると、この時点ですでにスローになります。60fps→24fpsにしているので、50%以上オリジナルよりスローになります。
手順3: さらにスローモーションにするためにエフェクト「Timewarp」を適用。
手順4: プロパティの「Method」と「Speed」を調整していきます。
-「Method」にはWhole Frames、Frame Mix、Pixel Motionがあります。Whole Framesは時間を引き伸ばした分その前後のフレームを長く表示させておく方法です。Frame Mixは引き伸ばした分のフレームを前後のフレームをブレンドさせて表示する方法です。Pixel Motionは前後のフレームを解析して、新たなフレームをAEが勝手に作成して補完してくれます。適用する素材によってどれが綺麗に適用できるかは変わってきます。
-「Speed」はパーセンテージでスピードを調整できます。今回のようにfpsをあらかじめ変えている場合は、そことを念頭において変更してください。
Premiere pro
Premiere proでも手順はほぼかわりません。ただ、エフェクトを適用するわけではないので、別で記述します。
手順1: 使用するフッテージを読み込んで、選択して右クリック→Modify→Interpret Footage。フレームレートを24fpsに変更。
手順2: フレームレートを変更したフッテージからコンポジションを作成してください。60fps→24fpsにしているので、50%以上オリジナルよりスローになります。
手順3: さらにスローモーションにするために、タイムライン上でクリップを選択して右クリック→Speed/Duration。Speedのパーセンテージを変更してどのくらいスローモーションにするか調整してください。
手順4: タイムライン上のクリップを選択し右クリック→Time interpolation→Optical Flow。Premiere proにもクリップを引き伸ばした際のフレームの補完方法が3種類用意されています。
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