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Instagram風 エフェククト[After Effects]

  • yukitakagi99
  • 2017年10月4日
  • 読了時間: 3分

InstagramのフィルターをAfter Effectsで再現していきます。Premiere にもほぼ同じ機能のエフェクトがあるので、どちらでも適用方法は同じですが、今回はAfter Effectsを使います。ほとんどのInstagram風のフィルターはCurves, Tint, Levelsで再現が可能です。Lumetri ColorにはすでにCurvesやTint機能もあるので、どちらで行っても構いません。

Toaster

中央部分は赤みが強く、全体的に彩度が低い印象のフィルターです。四隅が焼けたように少しビネットをつけるとよりインスタグラムのフィルターぽくなります。

手順1:クリップをタイムラインに配置し、その上に調整レイヤーを新規作成

手順2:調整レイヤーにエフェクト「カーブ」を適用 (またはLumetri Colorの「カーブ」でもOK)

手順3:クリップの仕上がりを確認しながら、だいたい下のようなカーブになるようRGBカーブをそれぞれ調整

手順4:調整レイヤーに円ツールで円形のマスクを作成し、マスクのぼかしを強くして馴染むように調整

手順5:ビネットをつける場合は、Lumetri Color のビネットを使うか、新規で黒の平面レイヤーを作成して、マスクを使います。

Slumber

全体的に黄色みがかった彩度が低めのフィルターです。

手順1:クリップをタイムラインに配置し、その上に調整レイヤーを新規作成

手順2:調整レイヤーにエフェクト「カーブ」を適用 (またはLumetri Colorの「カーブ」でもOK)

手順3:クリップの仕上がりを確認しながら、だいたい下のようなカーブになるよう調整。GreenとBlueをほんの少しだけ下に下げます。(元素材が暗い場合は、マスターで少し明るめに調整すると上手くいきます。すでに十分明るい場合はマスターは触らなくて大丈夫です。)

手順4:調整レイヤーにエフェクト「Tint」を適用し、下のようにプロパティを調整。白マップに黄色を選択し、量を15%〜25%程で調整

Amaro

中央の明度だけが高くなります。

手順1:クリップをタイムラインに配置し、その上に調整レイヤーを新規作成

手順2:調整レイヤーにエフェクト「カーブ」を適用 (またはLumetri Colorの「カーブ」でもOK)

手順3:クリップの仕上がりを確認しながら、だいたい下のようなカーブになるよう調整。(画面が暗い場合は、マスターで少し明るめに調整すると上手くいきます。すでに十分明るい場合はマスターは触らなくて大丈夫です。)

手順4:調整レイヤーに円ツールで円形のマスクを作成し、マスクのぼかしを強くして馴染むように調整

Sierra

手順1:クリップをタイムラインに配置し、その上に調整レイヤーを新規作成

手順2:調整レイヤーにエフェクト「カーブ」を適用 (またはLumetri Colorの「カーブ」でもOK)

手順3:クリップの仕上がりを確認しながら、だいたい下のようなカーブになるよう調整

Nashville

どのエフェクトもそうですが、素材の色温度や明るさで得られる結果にかなり違いがあります。上と下は素材が違うだけで同じエフェクトをかけています。特にナッシュビルのように、RとBカーブが8の字に交差する場合は注意が必要です。

手順1:クリップをタイムラインに配置し、その上に調整レイヤーを新規作成

手順2:調整レイヤーにエフェクト「カーブ」を適用 (またはLumetri Colorの「カーブ」でもOK)

手順3:クリップの仕上がりを確認しながら、だいたい下のようなカーブになるよう調整

おまけ:

エフェクトを下のように重ねて調整することがよくあります。一度RGBカーブで色補正のみ行い、その上にさらに下のように重ねて、目指す色合いにしていきます。

Tint(「色合い」または「色かぶり」)

RGBカーブ

Tint(「色合い」または「色かぶり」)


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