Light Leak Effect [After Effects]
- yukitakagi99
- 2017年10月4日
- 読了時間: 3分
光が漏れて画面を横切るような効果をAfter Effectsで適用していきます。
特にトランジションに使うと効果的かと思います。
Light Leakを適用するには大きく2つの方法があります。ひとつは自分で既存のエフェクトを使って作る方法です。その他に、Light Leakの素材やテンプレを提供しているサイトからダウンロードして使う方法です。テンプレや素材を無償で提供しているサイトもあるので、思ったように作れない場合はイメージに合う素材を探してみるのも手かもしれません。(使用規約はそれぞれ違うので、よく確認してからダウンロードしましょう。)
エフェクトで作成する場合
手順1:まず素材から新しいコンポジションを作成
手順2:新規で黒の平面レイヤーを作成して一番上に配置
手順3:平面レイヤーにエフェクト「フラクタルノイズ」を適用
手順4:まずは上の方のプロパティを下のように調整
(だいたい2枚目の画像のような画面になっていれば成功です。フレームサイズによってプロパティは多少変更が必要です。)


手順5:「Evolution」の角度を帰ると白いモヤの位置が変わるので、こちらにキーフレームを打っていきます。今回は、ランダムにどんどん変わってほしいのでエクスプレッションを使います。「Alt」キーを押しながら、「Evolution」のストップウォッチアイコンをクリックしてください。エクスプレッションがいれられるようになるので、「time*300」とタイプしてください。
手順6:平面レイヤーにエフェクト「色合い/色相」を適用
手順7:「Colorize」にチェックを入れると、白いモヤに色がつきます。他のプロパティも下のように調整。これでLight Leak自体のアニメーションは完成です。

手順8:平面レイヤーの描画モードを「Screen」または「Add」に変更
手順9:平面レイヤーの不透明度を調整して馴染むようにします。(サンプル映像では45%)
テンプレなどを使用する場合
まずは、素材を探します。英語サイトのほうが数が多いので、単語がわかっている場合は英語で探した方が早いかと思います。AEファイルを提供しているところと、mp4などのレンダリング済みの動画のみを提供している場合があります。AEファイルの場合は、作成者のインストラクションに従って適用してください。
動画ファイルで提供されている場合は、自分でエフェクトを作成したときの後半の作業と同じです。
無料素材の例↓
Free Light Leaks Pack
手順1:ダウンロードした素材をプロジェクトに読み込み
手順2:適用したいコンポに配置し、描画モードを「Screen」または「Add」を適用し、不透明度を調整して完成です。
おまけ:
下は古いフィルムのような効果をつけるためによく使われるエクスプレッションです。
Position : wiggle(25, 1,5) [1フレームごとに1,5pxランダムにポジションをかえる]
Opacity:wiggle(10, 50)[1秒間に10回、振れ幅50で変化]
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