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Lighting Effect [照明効果エフェクト] (Premiere pro CC2017)

  • yukitakagi99
  • 2017年9月12日
  • 読了時間: 3分

最大5つの光源を追加して、照明効果を適用することができます。照明の種類、方向、強さ、色などのプロパティを制御することができます。また、バンプレイヤーを適用して3Dのような効果を表面に施すことができたり、別のフッテージをテクスチャとして使用することも可能です。ここでは、照明効果としてのエフェクトに重点を置くので、バンプレイヤーやテクスチャについては詳しく解説していません。

照明の種類

タイムラインに配置した編集したいフッテージを選択した状態で、Lighting Effects(ビデオエフェクト>色調補正エフェクト>照明効果エフェクト)を適用してください。

まず、照明の種類の一つであるOmni(全指向性)で、プロパティなどを確認していきます。

Omni(全指向性)

(左:オリジナル、右:Omni)

名前の通り、全方向に光源から光が広がるように見える照明です。

プロパティは下のようになっています。光源は1〜5まで追加可能で、選択した照明の種類によって、制御できるプロパティが変わります。今はOmni(全指向性)になっていて、アングルやフォーカスのプロパティは制御できず、ブラックアウトされています。ここでは、左上に光源を置き、色は黄色を指定しています。

光源プロパティをクリックするとプログラムモニターに下のような円が現れます。こちらでも光源をどの一でどの範囲で適用するかを変えられます。プロパティパネルで数値指定しても、プログラムパネルで円を変形させても効果は同じです。こちらも、照明の種類によって円の表示が多少変わってきます。

光源プロパティの下に「Ambient Light」のプロパティがあります。必要がないときは「Ambient Light」の強さを「0」にすると光源のみを適用できます。下が「Ambient Light」の強さが「0」の状態です。他のプロパティはそのままです。

Directional(単一指向性)

離れた場所から照射されているようなイメージです。

(左:オリジナル、右:Directional)

Spotlight

楕円形のライトを照射します。Lighting Effectの中で一番わかりやすいライトの種類かもしれません。

(左:オリジナル、右:Spotlight)

円の中心を光源として、中心から伸びている線が光の方向を現しています。

プロパティをいろいろ動かして、どのような結果になるか確認してみてください。プロパティによっては組み合わせで何も変わっていないように見えたりする場合もあります。

また、Directional lightは色フィルターをかけたのとほぼ変わらなく見える場合がほとんどです。スポットライトは素材によってはかなり効果的に使える場合もあります。

複数の光源を使用する

(左:オリジナル、右:SpotlightとOmni)

光源は5つまで同時に適用可能です。上の例では左上にスポットライト、右下にOmniを適用しています。クリップにランプなどがある場合は、編集時点で照明効果を加えてあげる、という使い方も可能です。

様々な使い方が可能なエフェクトなので、素材を変えて試してみてください。

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